テーブルの製作中です。

といっても、もうほぼ完成です。

これは塗装中の様子ですが、裏返しです。

本体は杉集成材で、表に木目のメラミンを貼り、

集成材の部分はチャコールに塗装しました。

作業的な使い方がほとんどで、軽くして欲しいというご希望です。

目的次第では、こういうのも当然アリだと思います。

引き出し、扉すべて仕込んで、納品です。

これを上下につなぎ合わせて、壁に固定します。

床から天井まで無駄なく、２５５０ｍｍ前後の高さがあります。

正面を上から下まで、一枚の板の続き目で作るのは、

ベニヤ家具の標準仕様ですが、それがシナでもやっぱり綺麗です。

今日は天気も良く、湿度もそれほど高くなかったので、

効率良く作業ができました。

シナは、塗装すると毛羽立つのですが、

しっかりサンディングすればきれいに仕上がります。

後は引き出しと扉の仕込みです。

キャビネットの引き出し沢山です。

引き出し一つとっても、ランバーの場合と無垢材の場合とでは、

製作の手間が大分違います。

それが価格差にも反映されてきます。

ただ、いつも言いますが、どちらも特徴がありますから、

用途やライフスタイルに応じて選ぶのが最もよい選択です。

明日は塗装です。天気は晴れのようなので、

作業はサクサクこなせる・・・といいのですが。

切粉対策のマスクをバッチリ装着して、バシバシと製作中です。

ランバーは無垢材と違い、既に板状であることや、継手の加工が単純なこと、

さらにシナのままの仕上げは、突き板を張る工程が少ないので、

フラッシュよりもさらに形になるまでが早く、加工手間が少なく抑えられます。

材料費はフラッシュの方が安く上がりますけどね。

形にするまでは簡単なのですが、シナランバーは着色塗装が結構気を使います。

ちなみに今回はクリアなんですけどね。

明日の軽井沢のイベントに持っていこうと、

昨日からマッハで作っていた小さな箱たちが、

先ほど出来上がりました。間に合って良かった。

こんな物になんでこんなに手間をかけるのって言われそうですが、

気の利いたカラーボックスといった感じで、可愛いですよ。

その代わり、小物関係全く作れませんでした・・・。

明日軽井沢でお待ちしてますよ。この子たちが。