特別何かあった訳ではないのですが、久しぶりの更新になります。

久しぶりといえば、昨日今日はやっと晴れたといった感じでしたが、

しばらく曇りや雨の天候が続いていた間に、

随分と日の角度が低くなっていてビックリです。

さて、アトリエではダイニングテーブルの製作に入ります。

デザインや図面の仕事が重なって、

工場作業が押し気味なので、ハリキッテ行きたいと思います。

今回はチェリー材、無垢のテーブルです。

今日は無茶苦茶寒いです。

困ったのは、夏の間外に出していた観葉類。

葉の整理や掃除、害虫退治などを済ませてから

室内へ入れようと思っていたのですが、あまりに寒くて、

さすがに外では心配なので、とりあえず全部玄関へ。

狭い玄関が植物園になっています。

アトリエの方は様々な理由でちょっと加工が回せていませんが、

来週あたりには落ち着いてきそうです。

お待たせしているお客様、申し訳ありません・・・。

昨日は母の実家に、稲の脱穀作業に行きました。

機械で脱穀するスピードの中で、

様々な作業を数人でこなしてゆきます。

天日干しで脱穀している田は、一枚だけなので、

作業は、片付けを含めても一日で終わりますが、

家族でその日に予定を合わせて、

母が大人数分のお昼を沢山作ったり、

皆で汗かいて。帰りに近くの温泉で体を癒して。

ちょっとしたお祭りのようなものです。

夕方、田園風景のなかに、所々煙の立ち昇る様は、

なかなか良い景色です。

次は大根と野沢菜。

こたつ天板の補修です。

縁取りの額部分の劣化が激しく、表面を削って再塗装しました。

ホームセンターや家具量販店で、新品で買える物に比べ、

確実にそれより高い見積りになります。

それほど古い物ではないですし、すごく価値の高い物ではないです。

なのに直して使う。気に入っているから。愛着があるから。

素晴らしいですね。

私は新品も作っているので、世の人々がみんな新しい物を買わなくなると、

デザインも製作も出来なくて、ちょっと寂しくなりますが、

それでも、良い事だと思います。

もし、私がデザイン製作したものを、同じように使って頂けたら、

何というか、泣けます。

今日は松本市まで、リペアした家具を収めに行ってきました。

新築のお宅でしたが、以前からお使いだった家具を、

クリーニング、可動部調整、傷の補修、塗装を施し、

新品に近い状態まで仕上げました。

出来たてピカピカの新しい家に、見なれた家具が

ピカピカの状態で置かれる景色は、

きっと期待と共に、少し戸惑いもある新しい暮らしを、

ある意味和ませてくれると思います。

先日、イラストレーターの「あさまきえ」さんに

案内していただいて、アーティストの「中村仁」さんのアトリエに

お邪魔させていただきました。

私もモノ作りをする人間なので、アトリエを見させて頂くのは、

とても楽しいです。いろんな刺激になりました。

いろいろお話をさせて頂きましたが、すごく面白かったし、

自分より２０年も長く創作活動をしてきた人だけあって、

私の中の霧を、部分的に晴らしてくれるようなお話もできました。

そして、前から仁さんの焼き物が欲しかったので、

大きめのぐい飲みを購入。お茶の茶碗も兼ねて使わせて頂きます。