デスクの塗装です。

チェリーに似た色合いに着色しました。

素地に直接着色を行いますが、

部材によって色ムラがでるので、

薄い色のついた塗膜で部分的にムラを埋めて、

最後はクリアで仕上げます。

何年か経ったチェリーのような色に仕上がりました。

完全に乾いたところで、荒粒を払い、

もう一層吹き付けて完成です。

今日は午前中は晴れていましたが、

午後は曇ってきて、雪降るかなぁと思っていたのですが、

しばらくして、何だか辺りが明るい気がして、

ふとアトリエの窓から外を見ると、

吹雪・・・。

その後はそれほど積もっていませんが、

静かな道にシャシャシャと音がして、

凍結防止の塩化カルシウム散布車が出動していました。

さて、制作中のデスクは塗装前まで完成です。

抽斗一杯で、抽斗中材もナラです。

塗装は着色で、ブラックチェリーに近い雰囲気の色を目指します。

今夜は暖かいね、と話した時の温度計は－１．５℃。

最近結構冷え込みがキツかったのか、

この温度でも体は暖かいと感じたみたいです。

今はもう少し下がって－４℃くらいでした。

さて、デスク制作は組み立て。

割け易い材なので、打ち込まずに、

クランプでゆっくりバランスを取りながら締めていきます。

今回天板は突き板貼りの仕様なので、

プレスで天板を貼るのですが、

プレスのある部屋は日中晴れてもあまり気温が上がらず、

経験ありませんが、接着剤が凍ってしまうと大変らしいので、

塗装同様、ストーブで室温を上げて作業します。

綺麗な突き板貼りを無駄にしたくないですからね。

今日は日中気温が高めで、

仕上げの塗装にはタイミング良かったです。

という事で、CV５aは完成です。

座面は椅子張り職人さんにお願いしていますので、

そちらが上がり次第の納品になります。

宜しくお願いします。

さて、来週頭から始まるショップイベント「白」では、

白に焦点を当てた展示になります。

それに合わせて、白いサラダボウルをデザインしました。

制作は木工旋盤の職人さんにお願いするので、

打ち合わせをして作戦を練っています。 そして・・・、

ハッキリしたのは、イベントには間に合わないという事でした・・・。

木の狂いを出して、落ち着かせるための時間が無いんです。

しかし、せっかく作るのだからイイ物にしたいので、

何ヶ月かかかりますが、

一生もののサラダボウルを作ってヤル！

となりました。お楽しみに。

CV５aの塗装風景です。

艶消しクリアで仕上げます。

今日も天気は良かったですが、気温は低く、

この部屋も－３°しかありませんでした。

換気しながらの作業なので、室温を維持するために、

はじめにストーブで一気に１５℃くらいまで上げても、

ひと工程終わるころには、７～８℃くらいになります。

乾燥中は換気を止めて部屋を閉め切り、室温を維持します。

それでも冬場、特に１月２月は塗装に厳しい環境ですね。

CV５aの制作は塗装前まで完了して、

明日にでも塗装に入ります。

この椅子は、「低価格のイス」をコンセプトにデザインしていますが、

単純なデザインと構造で安く作ろうというものではなく、

スッキリしていても特徴のあるデザインであり、

座り心地もコストの犠牲にせず、

尚且つ低価格で抑えるための設計になっています。

なので組み上がった後も、手間のかかる加工が少なく、

少量の加工と全体の調整だけで、難なく完了です。