今回の試験の目的は、塗料の

性能と用途を明確にするために行いました。

理想は、木質感が損なわれないような仕上がりと、

汚れや傷に強い耐久性があり

メンテナンスを必要としない塗料ですが、

残念ながらそんな塗料はありえません。

細かな結果は長くなるので、総合的なことを言うと

やはり一番の分岐点は塗膜の有無でした。

木質感を保つためには塗膜はできるだけ無いほうがよい。

しかし、表面は汚れやキズに弱い。その代わり修復が容易。

耐久性を保つためには、頑丈な塗膜が必要。

しかし、メンテナンスがほぼ必要ない代わりに、

木質感は失われ、修復も困難になる。

両立できる塗料は今の所知りません。

ただ、完璧でなくとも両方をいくらかカバー出来るものもあります。

本当の木の質感を長く良い状態で使いたいと思うと、

やっぱり迷いますよね。

用途に合わせて、ライフスタイルに合わせて、

塗料も選択するのが望ましいと言うことですね。

塗装試験を行いました。

オイル、オイルワックス、ラッカー、ウレタン

で試験をしましたが、

それぞれの特徴を実際に確認できたので、

とても意味のある試験でした。

内容は、水から油、洗剤、除光液、ベンジンなどの

液体系の耐久性、

マジックペン、ボールペン、熱湯茶碗、陶器の底ズリ

など１０項目をチェリー材に塗装した、

それぞれの塗料に行いました。

結果や考察はまた明日。

無公害と思っていた塗料は、低公害でした。

しかし、安全性は問題無いので使用することにしました。が、

仕上がりはよろしくありません。即行で剥離しました。

この塗料は選択肢からははずします。

なので今回は、常用のウレタン塗料に変更しました。これは、

塗装中は防毒マスクで換気しながらですが、

乾燥して硬化すれば、全く問題ない塗料です。

仕上がりは綺麗で、保護力は高いです。 木質感は薄いですけど。

塗料の選定は難しいです。

今度はまた別の天然系低公害塗料を試す予定があります。

ちなみに、オイル関係の天然塗料なら何種類もあるんです。

でも、 オイルの性能では満足できるとはいえません。

質感、保護力、両方に妥協点のつく塗料を探しているんです。

でも、厳しいかな。

メンテも楽で、リペアも楽で、環境にも人体にも

影響が無いもの、もしくは、ほぼ無いもの。かつ、性能が高いみたいな。

試してみたいものは、そう多くはないので、

その中に良い物があるといいんですけどね。

椅子を収めさせて頂いた、軽井沢の愛宕鮨さんです。

カウンターのみの１６席で、とても上品なお店です。お酒の品揃えも豊富です。地酒も。

お任せで美味しい懐石を頂けば、ちょっと贅沢な気分になりますよ。

軽井沢駅から歩いても２、３分だと思います。ランチもやっているそうなので、

ショッピングのランチをアウトレットのレストラン街ではなく、

ちょっと足を延ばしてみても、損しませんよ。

ネモファニチャーのネモってどんな意味なの？と聞かれることがあります。

「音的に」とか言っちゃうんですが、実際、音は気に入っているので、

嘘ではないんですが、単語を組み合わせて作りました。

何か特別な、新しい、感情的なものを家具に与えられないか、

neo emotion-ism 新感情主義　的な家具を作りたいと思い、

これを混ぜ合わせて、n e m o 、そこに家具にこだわろうということで、f u r n i t u r e 、を着けて、

nemofurniture　としました。

どうでもいいことですが。こんな思いが込められました。

スルドイイチゴにお目にかかりました。

蝶々みたいです。どうなったらこうなるんでしょうね。

もちろん食べました。華やかな味でした。

そんな訳ありません。他と同じでした。おいしかったです。