目地のないデザイン【diary】2010:09:16:23:00:22
September 16, 2010 11:00 PM
デスク組み立てです。
接合部に目地の無いデザインなので、部分的に組み立てては、
鉋でその段差を削りとってまた組み立てます。
目地をつけることで、目地を削る手間を省き、
コストパフォーマンスを高めることもできますし、
それ自体で陰影を出したりして、デザインとして用いることもあります。
逆に、塊感のあるシンプルなラインを出すのは、
目地の無い、途切れない形です。
そのために、手間も多くかかりますが、
そういうことが、その家具の雰囲気に大きく影響しています。
でも、全て目地の無い形では変化も影もなくなりますし、
材料の特性とも相談して、設計する必要があります。
突き板を用いたデザインでは、エッジの強度やはがれ、
無垢は変形の逃がしを考慮したりしなければなりません。