nemo furniture|ネモファニチャー

意味のある投資diary2010:07:15:23:03:49

July 15, 2010 11:03 PM

私は家具屋を営んでいることも、元々好きなこともあり、

建築を見るのが好きで、ちょっと出かけた時は、

名建築や流行りの建築を調べます。で、行ける範囲で見に行きます。

わざわざそのために出かけることもあります。

佐久では、「佐久市総合文化会館」構想が賛否言われています。

事業仕分の時代ですので、利用価値に関しては厳しい意見も聞きます。

文化芸術に対して投資をすることは大切ですし、必要だと思います。

こういった形かどうかは分りませんが。しかし、

公共事業も少ないので、地元企業に限って工事をしたりすれば、

工事自体でも、地元の経済効果はあるかもしれません。そのときだけは。

工事費60億、年間維持費1億9千万。

重要なのは、何にどうお金を使うか、それが何を生み出してゆくかということですよね。

ただ催しをするだけのコンクリの箱では、

何の催しもないときは、ひどく大きな置物でしかありません。

せっかく文化芸術の発展に貢献する施設を作るなら、

そのもの自体が文化芸術的な象徴でもいいですよね。

もしくは、継続的観察が出来るような、実験的な機能や建築など。

そこで何を催しているかを目的としなくても、その施設を目当てに人が集まるような。

観光資源にもなりえる事も、考える必要はあります。

意味のある投資をするということは、とても難しいですね。