豆と鳥【diary】2010:02:05:18:22:45
February 5, 2010 6:22 PM
一昨日の節分。
わたくしたちは、「恵方巻き」と書いてある納豆巻きをくわえ、豆まきをしました。
窓を開け、ちょっと恥じらいながら「鬼は外」と(夜遅かったので)小声で豆を投げ、
「福は内」とあとで拾い集めやすいようにそっと床にパラパラと撒きました。
こんなに遠慮深く豆まきしたって、鬼は出て行ってくれないんじゃなかろうか・・・
ああ、でも「鬼は内」って豆まきする地域もあるみたいだし、
鬼だからってあんまり邪険にしちゃかわいそうだし、丁度いいのかな。
こんな小さな「福は内」なら小さな福しか来ないんじゃあなかろうか・・・
でも、小さな幸せの積み重ねって素晴らしい。
そんなわけで、遠慮深く、慎み深い豆まきはあっという間に終了し、
床に散らばった豆を集めました。
「このお豆、鳥さんにあげてもいいかなぁ」
わたしたちの庭先には、山鳩などのちょっと大きな鳥も来るので食べてくれると
いいなぁ、と思い、翌朝鳥用のお皿を椅子の上に置いて、デッキに。
ところが、食べに来てくれません。
nemoが「そんなに近くに置いたら、ぜったい罠だって鳥だって気付くよ・・・」と
あきれ顔。でも、近くで豆をむさぼり食べる鳥が見たいのです。
nemo「鳥たち、『あれは行かないっしょ』『分かりやすいっしょ』ってヒソヒソしてるよ」
irrma.「むーーっ」
そんなわけで、意地でも動かしたくないので、今日もそのままです。
きっと警戒心を解き、「もっとお豆を!」と懇願してくれるに違いありません。
明日こそ。
irrma.