夕方、工場の外に出たときに、きれいだったので撮りました。

工場はちょっと暗いので、

一瞬明暗が、雲か空か良く分からない感じでした。

ビルが無いので空がよく見えますね。

今日は、以前椅子を納品させて頂いたお店に行ってきました。

椅子を引くときの音対策です。

納品して半年経ったチェリーは、深みを増した色になっていました。

とても良いお店なので、またブログでも紹介します。

はぎ合わせた板です。

こういう目を見ていると、木材を操っているようでいて、

自然の生産物の前で、もがいているのを見守られているのか、

または、どう料理するんだ、と笑われているのか、

なんて思ったりもします。たまぁにですけど。

でも、翌朝、早速反っていたりすると、

ただの面倒くせー材料だ。と強く思ったり。が８割。

ネモファニチャーのネモってどんな意味なの？と聞かれることがあります。

「音的に」とか言っちゃうんですが、実際、音は気に入っているので、

嘘ではないんですが、単語を組み合わせて作りました。

何か特別な、新しい、感情的なものを家具に与えられないか、

neo emotion-ism 新感情主義　的な家具を作りたいと思い、

これを混ぜ合わせて、n e m o 、そこに家具にこだわろうということで、f u r n i t u r e 、を着けて、

nemofurniture　としました。

どうでもいいことですが。こんな思いが込められました。

これは薄く裂いた板を、乾燥させているところです。

他の無垢家具屋さんと同じく、

ネモでも、扉や、棚板、裏板まで、出来るだけ無垢板を使います。

無垢家具は、合板などのフラッシュ家具に比べて、重量がかさんでしまいます。

板は、薄くするほど狂いが出ますが、軽くするために、強度の範囲内でなるべく薄くします。

薄くても、なるべく精度を出すために、一発で厚さを決めずに、

何度か、途中に乾燥を入れて狂いを出しながら、削っています。

でも、何でも無垢なら良いのか？

無垢は重いし、狂いも出るし。上手に抑えるには、技術も手間も必要です。

材料としての性能は、集成やフラッシュ、合板の方が上です。

当たり前です。欠点やコスト面を補うために、先人たちが、試行錯誤して作ってきた技術ですから。

環境問題については、どちらも良し悪しあります。でも、どちらを用いても、

世の中では良い家具が作られています。

無垢を用いる理由は、無垢の家具が欲しいという事だけです。

何でも無垢なら良い訳ではありませんが、無垢で作る十分な理由だと思います。

ちなみに、良いか悪いかは分かりませんが、私は何でもかんでも出来るだけ無垢でつくります。

ものすごく満足して、ボロくても長く使って欲しいと思うからです。

スルドイイチゴにお目にかかりました。

蝶々みたいです。どうなったらこうなるんでしょうね。

もちろん食べました。華やかな味でした。

そんな訳ありません。他と同じでした。おいしかったです。